ボーイズ・グループ語ります

アメリカとヨーロッパ(特にイギリス)からぞろぞろとボーイズグループが大量生産された80年代から90年代。以下、デビュー年バラバラでグループを挙げてみる。アメリカ産は赤、英国産は緑。

 

New Edition ニュー・エディション

80年代前期デビューの5人組グループ(再結成後は6人)。とにかくこのグループ凄いんです!ボビー・ブラウン Bobby Brownベル・ビブ・デヴォー Bell Biv DeVoe(メンバー3人の名前を組み合わせたグループ名)、ジョニー・ギル Johnny Gill、ラルフ・トレスヴァント Ralph Tresvant(ラルフは日本では知名度低)が在籍していた!メンバー全員がソロで成功しているグループって聞いたことあります?おそらく彼らだけです。彼等はプロデューサーにも恵まれ、後に続くボーイズグループのみならず、たくさんのR&B路線のアーティストに道を作った。ベル・ビブ・デヴォーのポイズン Poisonという曲はもう有名すぎ。

 

 

New Kids On The Block ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック

”新参者”みたいな意味だと思う……デビューから30年以上経過してますけど。ニューエディションに続くボーイズグループとして成功し、アメリカでは一大ムーヴメントを起こす。デビュー当時、最年少のジョー・マッキンタイア Joey Mclntyreは変声期もまだだった。再結成してアメリカツアーやってます。

 

 

Take That テイク・ザット

イギリス発の五人組。ヨーロッパではこのグループがボーイズグループの道を作った。個人的に思い入れが強すぎて以下で想いをしこたま綴っています。

 

piroyaki.hatenablog.com

 

 

Backstreet Boys バックストリート・ボーイズ

歌唱力、ダンス共にレベルが高い。ニューキッズ〜の後輩的存在だが、歌唱力はニューキッズ〜よりあると思われる。当時クリス・ペプラー氏がラジオで「直訳すると”裏町小僧ども”になります」と言っていた。日本語だとまったくカッコよくない。

  

 

'N Sync イン・シンク

ジャスティン・ティンバーレイク Justin Timberlakeが所属したグループ。ダンスでは明らかにニューキッズ、バックストリート〜よりも上。”ジャスティンと他4名”みたいなイメージが強すぎて再結成は常にジャスティン次第。2018年、ハリウッドの殿堂入り(ウォーク・オブ・フェーム)を果たし、その式典で再集結した。個人的にはもう一人のメインボーカル、JC・シャゼイ JC Chasezの声の方が好き。(最近トークショーで見たらアントニオ・バンデラスかと思った)

 

 

Blueブルー

特筆すべきはメンバー4人全員の歌唱力。全員上手いのに最年少のリー・ライアン Lee Ryanが更に凄すぎて、彼がほとんどの曲のメインボーカルになっている。この点が残念。メンバー全員破産宣告しているということは置いておき(到底置いておけないが)、華々しくデビューし、高い人気を誇ったのに3年程で解散、再結成を果たすもアルバムが売れないというから驚き。惜しまれつつ解散したあの頃よもう一度……。個人的に結構好きでした。

 

 

DeBarge デバージ

デバージ5兄弟で構成されたグループ。曲作りから演奏まで自分たちでこなしていた天才肌の集合体。後に兄弟全員ドラッグ絡みで逮捕されたり、引退に追い込まれたりと散々だったものの、現在でも個々で音楽活動中。イケメンと美女の兄弟……荒んだ私生活が想像できない曲たち。惜しい。惜しすぎる。

 

 

この他、Boyzone ボーイゾーン、 5ive ファイブ、 Westlife ウエストライフ、911 ナイン・ワン・ワン、Boyz II Men ボーイズ・トゥ・メン、98 Degrees ナインティーエイト・ディグリーズなどなど。

 

歌って踊るイケメンの集合体を見るのは幾つになっても楽しい。好きなグループがいると、まさに好きな人のことを思って毎日を過ごすようなもので、とにかく日々の生活に潤いと張り合いが出てくる。いずれ来る終わり=解散、メンバーの脱退などの不安は常に心の片隅にはあるものの、できることならいつまでも終わりのない夢を見ていたい。そんな気持ちでボーイズグループを応援している人がほとんどだと思う。

人気絶頂で解散したり、メンバーが脱退すると心が疲弊してしまう。ものすごく疲弊するんです・・・・その時の苦しさは消えない傷痕になっていつまでも忘れられないものです。

ボーイズグループっていいよな〜